2020年7月19日日曜日

HF15CLが2バンド対応に

エレメントの長さで調整

常置場所からもってきたHF15CLの調整に時間がかかっていました。
シャック近影(2020/07/11)

直径3mmのステンレス棒(先の方が細くなるテーパーが掛かっている)のエレメントの長さで調整します。といっても伸ばすわけには行かなないので設置する環境に合わせて切断することになります。(出荷時,共振点は低い方に合わせてあるそうです)

ステンレス棒切断は難儀する

18MHzバンドの近くで共振してる?
基台とベランダ、建物の影響からか21MHzからかなり離れた19MHzよりちょっと低い周波数がSWRの底でした。ということはエレメント長をさらに延長すれば18MHzバンドでも使えるかもしれません。
つまり、長さ違う2つのエレメントがあれば、それらを付け替えて2バンド対応のアンテナになりそうです。

年に何回もエレメント調整するわけでもないのでステンレス棒を簡単に切断できそうな工具を持っていません。ニッパのような工具も買ってますが3mmのステンレス棒はいきなり切断するのは無理でした。地道にヤスリで削ってある程度のところまで細くできたら工具でパッチン。
なのですが、今回はお試しで別の方法を考えました。

試すならお安く簡単に入手できる材料で

ステンレス棒はちょっとお高いし、近所のお店で売ってないので真鍮製の棒とパイプを買ってきました。
棒の方は直径3mmで長さが1m。パイプは内径が3mmで長さが1mです。つまりパイプに棒が丁度入るのでパイプをスライドさせれば長さ調整が簡単にできるという目論見です。

HF15CL本体に差し込める方の棒は21MHzに合わせて短くカットし、1mのパイプを差し込んで18MHzに合わせる場所に印を付けておきました。

18MHz用に延長する真鍮パイプを差し込んでない状態です。

白い小さな”旗”はテープをまいたものです。ここの上部までパイプを差し込めば18MHz帯に共振しているように見えます。

気になるのは電食(電蝕)

繰り返しになりますが調整エレメントはステンレスです。電食しないようになっているということはきっと接合部の素材もステンレスなんでしょう。真鍮とステンレスはイオン化傾向に差があるので腐蝕しないようにお手入れしないといけませんね。

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