2017年7月29日土曜日

80mバンドもQRVできるようになりました

開局1年にしてようやく80mバンドのアンテナ導入

免許は160mバンドもあります。さすがに狭いベランダから運用するのはアンテナの大きさを考えると躊躇してしまいます。知識も技術も無いので。。
80mバンドであれば市販のモービルホイップがあるので、開局1年が経過した7月にHF80CLを購入しました。HF80CLとほぼ同じ仕様でHR3.5(コメットアンテナ)もあります。以前にHF80CLと同シリーズの40mバンド(HF40CL)と6mバンド(HF6CL)の導入実績もあったので今回もダイヤモンドアンテナにしてみました。

微妙な違いですがエレメントの長さ1cmあたりでの周波数の変化量が小さい方がHF80CLでした。なんとなくHF80CLの方が調整が楽そうな幻想です。

HF80CLのシリーズは2分割されていて延長コイルの先に差し込むエレメントの長さ(出し入れの幅あり)で調整します。出荷時にはバンドの下の方(つまり長め)に設定された状態になっています。実際の設置環境で調整したい周波数との差をみつけ、高い方に合わせる場合はカットすることになります。この調整用エレメントはステンレス製で直径3mmもあるので切断には骨が折れます。HF40SLでの経験から今回は文明の利器である電動ノコギリ(ジグソー)にステンレスも切れる歯を装着してやっつけました。ちなみに1cmあたり約11kHz変化するという仕様を参考にして一回の切断で2cm程度短くするだけですみました。目標とした周波数は3.531kHzです。

モービルホイップは接地型ですのでカウンターポイズが重要。今回はたまたま80mバンド用には特に用意しないままでOKで良かったです。

JTモードのQRGは国内向けとDX向けで40kHz程度離れているので4cm程度の差になります。内蔵のアンテナ・チューナーでは調整しきれなかったのでエレメント長さ調整が必要でした。

エレメントを更に4cm程度カットして出し入れでも良いのかもしれませんが、切るのが面倒なので、カットしてあるHF15CLのエレメントに差し替えることにしました。

エレメント調整後のVSWR

IC-7300内蔵のアンテナ・チューナーを利用すると1:1.5の範囲は20kHz程度のようです。

DX用QRG用のエレメント装着(上がアンテナ・チューナーオフ)
国内用QRGのエレメント装着(上がアンテナ・チューナーオフ)

伝搬テスト

3.531MHzで3w運用してみました。VKにも届いているようでホイップでも楽しめそうです(*^^*)

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